CB50S インプレ   更新日 2001.5.4


ここでは、”CB-50S紹介”より以降の実験結果・その他諸々を記録する。



2001年4月末
 秋月電子通商製デジタル温度計で、油温計を作る。摂氏−200〜1500℃まで1度の精度で測定可能。しかし、キャリブレーションがうまくいかず、難儀する。(多回転型の0℃アジャストボリュームが多回転のクセにシビアすぎる!!(高抵抗値を使っているため) 10℃くらいすぐ変わる) そのため精度は+−5℃。なんと荒い温度計か!!
 その後、数度のキャリブレーションで何とかまともな温度を表示するようになる。問題点は、液晶表示なので夜は楽しめない。次号は、Max150℃のモデルを採用することにする。こちらはLED表示だ。



・オイル編インプレ

常用オイル カストロール XF-08 10W-40 4リットル缶 3000円也 (50%シンセ?)
 これは半合成油で値段も安いので常用している。使用感は今のところ普通である。
 自作油温計によると、峠をかなり勢いよく登ると110℃くらいになる。平地で普通80℃近辺。
 わりと速く通常温度まで到達する。(温度計測は2001年4月末)

 オイル交換 1000〜1500km 走り方によって変える
 オイル検査 約700km毎 減っていれば注ぎ足す。

2001年4月
 左クランクケースカバー・カムチェーンテンショナー調節ナットパッキン部等からオイルにじみが目立つようになったので、車用と思われる ”パイロイル エンジンオイル漏れ止め剤 980円也”を規定量入れてみる。(XF-08使用時) 説明には約500km走行で効果が現れると書かれているが、100km程度でオイル漏れが止まった。しかし、その後再発。

2000年某月
 カストロール GPS 10W-40 1リットル 1700円?也 (100%シンセ)
 某バイク用品店で購入。XF-08の代わりに入れてみる。やはり良いオイルは良いのか、くらいにしか思わない。(びっくりするほどの差が出なかったということ) 確かに全体的に良くなる。
 熱容量も少しは増えた感じ。レスポンスやや向上。


2001年5月
 Mobil 1 for motorcycle 5W-50 1リットル缶 2000円也 (100%シンセ)
 某バイク用品店で購入。XF-08との入れ替え。
 新製品のようなので試してみる。注油時に、XF-08と比べて、常温での粘度がかなり低い。それと 始動してから一定温度になるまでの時間がかなり長くなった。摩擦が減ったおかげだろうか。
 GWのテストツーリング中のピーク温度が85℃。平地走行65℃。(この温度は嘘かも知れない。たぶん+20度) しかし、明らかに熱容量は増えた。それと、若干トルクが上がった。問題点は値段だけ。だと思ったら大間違いだった。大問題があった。先ほどオイル量の検査をすると、ゲージの最下位までなくなっていた。えらいこっちゃ。サラサラすぎて高回転ではよく回るが、密閉度が減り、その結果オイル下がりで消費してしまったようだ。今のうちに気づいて良かった。まだ700km位しか走っていないのに。およそ200cc減っている。XF−08を入れて足しておこう。 カストロGPSは、こんなことなかったのに...
 おまけに、XF-08ではオイル漏れ防止剤が効果的に働き、オイル漏れは止まっていたのだが、モービル1に変えてから再発してしまった。浸透性が非常に優れていることが解る。だからオイル下がりが激しいんだよなぁ。トホホ。

 後日、モトラ氏とのツーリング中 無線での会話
CB  「モトラの排ガスが黒いですよ」
モトラ 「カーボンが出てるんやろ」
CB  「常時(アイドリング中も)黒いんですが。それと臭いがディーゼルです」
モトラ 「君のCBは青い煙吐いてるで」

もう4ストミニではない。モトラはディーゼル、CBは2ストか??
その前にもモトラのアフターファイヤーで、目の前がディーゼル化した。両車オーバーホール必死である。


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