ツーリングメモ 三重編   最終更新 2001年5月20日
  伊勢湾伊勢湾2回見た...(今は累積3回。語呂がよいので放っておく...)



三重県松坂市
 ここが目的地じゃないんだけどなぁ。なぜかここでUターンしてしまう。目的地は”伊勢神宮”2度ほどスクーターでトライしたが、あえなく断念。キャリアが大きくてテントを積めれば問題ないだろうが、いかんせんスクーターである。今年中に(2000年)御伊勢参りを遂行するぞ!!

追記 2000年中にCB50にて目標達成。案外あっさりとたどり着く。今思えば、あと1時間でついていたかと思うとトホホである。 ”内宮”は、これといって見るところがなく困った。次は”外宮”にチャレンジ。



鈴鹿サーキットより青山の風車 2001年5/1

 世の中はゴールデンウイーク。私は年中ゴールデンウイーク。朝、目が覚めたら急に走りに行きたくなった。外は曇り。天気予報も見ずに出てしまうのは悪い癖だ。
 R25で奈良へ。R24を少々南下しR25の地道の方を通って奈良を貫通して三重県へ。横目にR25(半高速道 125cc以下通行不可)をにらみながら、縫うようにうねうねした道でちっとも前に進まない。しかし、ペースは速い。途中、”伊賀上野 忍者屋敷前”で小休止。連休なので人もバイクもいっぱいだ。 さらにR25を進む。と、なぜか突然R1へ出てしまう。まぁ、向かう方向は鈴鹿だから気にせずに進む。だいぶ走ったところで”スズカサーキット”の案内表示があった。ここは素直に従っておこう。
 さすがサーキット周辺にはバイク屋が多い。しかも得体の知れない洋物バイク屋まである。横目でへんてこりんなエンジンを積んだバイク達を見つつサーキットへ向かう。目的は、”HONDA コレクションホール”である。バイク専用の入り口を見つけて駐車場へ入る。駐車場係の人に場所を聞いてボーリング場のそばまで行ったが、それらしき建物がない。 しかたないので、総合案内所で、場所を聞いて返ってきた答えはなんと、”モテギに移りました〜” あっさり言われてしまった。(鈴鹿のHPには載ってないんだよなぁ)くそーっ何のために来たんじゃ〜っ と静かに怒りつつ、今度は伊勢湾へ向かう。
 三重に入ってからやたら風が強く、平地でもちっとも前に進んでくれない。特に海沿い。50cc4stは、ある程度スピードに乗らないと走ってくれないのだ。
 伊勢湾到着。案の定、強風と曇りで景色は全く楽しめない。しかたないので帰ることにする。
 鈴鹿からR23を南下。R165に進路を取る。今まで走ってきた道には何にも止まって楽しめるポイントがない。しかも三重県、道路標識が少ないうえに嘘があったりして少々迷ってしまった。
 帰る途中、”風車”の文字があったので、県道512で青山高原へと向かうことにする。
 本日の旅の目的は、鈴鹿で未達成のまま終わってしまったので、もう一つの目的のために急坂を上ることにする。もう一つの目的とは、エンジンオイルをモービル1 for Motorcycle 5W-50 に変えたので、どのくらいの性能かを見極めるということなのだ。
 三重県から奈良への峠坂も、普通なら少々きついと思ったのだが、なかなかスムーズに上って行くではないか。しかし県道512は、かなりの急坂。しかも登りばっかり。3速で11000rpmをキープして登る。普通はすぐに熱ダレしてくるはずなのだが、いつまでも快調に回り続けている。うーん、すばらしい。しかし、本当に大丈夫だろうかと思って、自作デジタル油温計を見てみると80℃近辺で落ち着いている。実際に温度上昇が抑えられているおかげで回っているようだ。その後、目の前に巨大風車が現れたので、そこでストップ。
 さすがに国内最大級というだけあって、デカい。しかも4基ある。

・風車スペック
 起動風速 3m/s
 定格風速 12.5m/s
 停止風速 25m/s
 定格出力 750kW
 最大耐久風速 60m/s
 ローター直径 50.5m
 ローター速度制御 18〜32rpm



 4基の風車近辺は、ハイキングコースなので風車の真下まで歩いて行ってみる。3枚のプロペラが空を切って”ブォンブォン”と回っていてちょっと怖い。あれがはずれて落ちてきて当たったら痛いだろうなぁ...と思いつつ撮影。
 風車のあるところは笠取山山頂で標高は842m。家を出たときは暖かかったけど、ここは身震いをするくらい寒い。バイクを止めるときには油温が82℃くらいあったのが、15分くらいで40℃くらいまで下がっている。途中ですれ違ったバイクは揚々と急坂を上っていく。大容量はええなぁ...と嘆きつつ
快調に下る。しかし観るところがないなぁ。日も暮れ始めたのでそのまま帰路へ付く。
 この日はほとんど走りっぱなし。おかげでこの日の走行距離は280Kmである。なんだかなぁ...
 これではただの過酷なツーリングじゃないか!! オイルはすごいけど。(後日談あり


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